学習院大学任意団体銭湯愛好会ブログ

学習院大学を拠点とする銭湯を愛する大学生のサークルです。

宇佐見和希の銭湯回顧録~その2~

ようやく、第2弾の銭湯回顧録です。

お久しぶりです。
このブログの更新頻度が、自らの忙しさ等を理由に激減していることに大変申し訳なさを感じながらも、できる限りの情報を発信できるようにと考えております。
読者の皆様が楽しむことができるようなことを発信できていればよいのですが、そこは日進月歩、精進してまいりますので、よろしくお願いします。

前回の最後に、生活の銭湯という概念から銭湯を楽しむという概念に移り変わっていったというように述べましたが、今回はその点についてを述べ、私がどのようにして銭湯を楽しんでいるのかといったことを述べていきたいと思います。

銭湯を楽しむ

生活の銭湯として、新宿区下落合の福の湯さんに通う日々を過ごしていた私は、当時同業他社の仕事仲間兼同郷兼高校の同級生の友人がいました。
仕事の疲れや、学業の悩み等を共有していた友人に銭湯に通っているという話を持ち掛けたところ、友人も興味をもち、何度か下落合の福の湯さんに一緒に行っていました。

その後、折角だから他の銭湯にも行ってみないか?という話が持ち上がり、私の行動圏であった目白ー下落合圏付近の銭湯を移動していくことになりました。

銭湯を楽しむといった概念の足掛かりとして、自らのコミュニティの発展といったものがあったと思っています。

移っていった銭湯(福の湯→五色湯→妙法湯)

この時に、幸いだったことは、友人に頼んで私の生活圏の銭湯を回っていたことだと現在でも認識しています。

友人の住んでいた場所については詳細には認知していませんが、私の生活圏には徒歩圏内の銭湯が多く、巡るには都合がよかったこともありました。

銭湯を移っていったことの理由や各々の銭湯については今回は詳細に触れませんが、福の湯は味のある雰囲気と静かな環境が心休まるところで重宝していましたし、五色湯は見事なタイル絵とスカッとするくらいの熱めの湯が体にしみるところでしたし、妙法湯はこの3湯の中で最も銭湯そのもののコミュニティと私好みの温度等総合的にリラックスした銭湯でした。

※3湯を比較してどれが良いといっているわけではありません。現在は妙法湯をメインにしていますが、福の湯にも五色湯にも行きます。

銭湯を楽しむ~コミュニティの発展~

自らのコミュニティの発展によって3湯を移り、最も気に入った妙法湯に通うようになっていた私ですが、ここで自らのコミュニティが銭湯によって更なる発展をすることとなりました。

妙法湯はオーナーの柳澤幸彦さんが経営する銭湯で、その人柄から多種多様な人々が訪れます。

そして、ある日、妙法湯に行ったところ銭湯お遍路をやっている人が4~5人(相互に知らない人)が集い、銭湯談義をしていました。

私自身、銭湯お遍路の存在をまだ知らなかった時期でもあり、銭湯の楽しみ方について新たな面白み(多種多様な銭湯の景色等)を知ることとなり、銭湯お遍路をやることになりました。

柳澤さんに銭湯マップを取り寄せてもらい、お遍路さんから銭湯の情報をもらい、様々な銭湯を廻ることになり、また多様な人々と出会うことから、銭湯を中心にしたコミュニティというものは、個人主義的な現代の日本で特に<東京>という街に含まれていたディープで暖かな空間は素晴らしいものだと思います。

現在では、妙法湯の柳澤さんにお世話になり、銭湯の多様なマニア集団?を紹介してもらい、更なるコミュニティの拡張及び自らの人との出会いという経験を磨いていると考えています。

次回~拡張されたコミュニティ(東京外国語大学銭湯同好会編)~

妙法湯の柳澤さんの紹介とは別に自らアクションを起こした一つに東京外国語大学銭湯同好会とのセッションがありました。時系列的に柳澤さんに紹介してもらう集団よりも前のセッションであったため、次回は拡張されたコミュニティと題して東京外国語大学銭湯同好会について述べたいと思います。

なお、質問やご指摘等がございましたら、ブログの題材等にもなりますので、遠慮なく意見をいただきたいと思います。

よろしくお願いします。

宇佐見和希