東海大学ラジオ制作部様より
公衆浴場に関するラジオ番組企画の取材を受けました。
4月24日に東海大学のラジオ制作部様より公衆浴場に関するラジオ番組を企画するとお話をいただきまして、その取材を受けました。
直接メールをいただきまして、驚きと戸惑いを覚えつつ、公衆浴場(主として銭湯)を知ってもらうことができたらいい、との思いから快諾させていただきました。
ラジオ番組の主旨
お風呂に入るという私的空間に対して、公衆浴場は公的空間であり、何故、人は公的空間である公衆浴場に行くのかという題材だったと思います。
最初に話を聞いたとき、筆者は理解することができませんでした…。
そもそも、お風呂に入るという行動は銭湯を始めとする公的空間が先にあり、その後家庭の風呂が普及したことにより私的空間となったと捉えていたため、現代における私的空間としての風呂という視点から、公的空間を思考するといった指摘は大変面白くまた難しい質問でした。
そして、公衆浴場という言葉には、私たちのテーマである銭湯というものの他にスーパー銭湯やサウナ施設等の意味合いが含まれていまして、それらを代表して答えることはできないということも難しさを極める要因でもあったと思います。
私たちの回答
やはり、私たちは銭湯を愛でるサークルですから、銭湯オンリーで回答させていただきました。日頃、何故銭湯に行くのかを改めて考えてみたり、銭湯のどこに魅力を感じるのかを考えたりと、自分自身の再確認にも繋がったと思います。
新大久保の万年湯さん
取材場所を決めるにあたり、私の方から取材は銭湯でやりませんか、と提案させていただいたところ、銭湯でやることになりまして、場所探しから始めました。
しかし、24日は月曜日でお休みの銭湯が多いのと、私の行動範囲内で取材させてもらいやすい銭湯の兼ね合いがありまして、急遽、23日の夜に万年湯さんに頼み込んでしまいました。
万年湯の武田さんには突然のお話を快諾していただきまして、大変助かりました。
また、取材に来ていただいた東海大学の皆様にも、実際の銭湯を見てもらい、その中身を理解してもらえたのかもしれないと思いつつ、銭湯券をお渡ししました。
何はともあれ
取材を受けるのは驚きの連鎖でしたね。
でも、公衆浴場としての銭湯を取り上げていただけるのはありがたいことですし、今後もお話をいただけましたら、よろこんで受けたいと考えております。
本来でしたら、自ら銭湯を売り込みに行った方がいいのかもしれませんが、それをやるには時期尚早だと思うので自重しておきます…。